助っ人現る?

旦那さんは仕事関連のクラブに所属していて、今年は会計に選ばれていた。従兄も同じクラブの副会長。今週に入って、そのクラブのことで従兄から義父に連絡があったようで、義父は私に相談してきた。

どうも、旦那さんは会計なのにオンラインの会議をすっぽかしたりしていて、従兄はこれ以上フォローしきれない、もう続けるのは無理だと思う、という話。義父から話しても、反発されてしまう可能性が高いので、私の方から話してほしいと。私は彼が会計になったのは知っていたけど、最近会議ないなぁと思っていたくらいで、すっかり忘れていた。義父はそういうクラブ活動や役職のことでストレスがかかって、また怒り出すと大変だから、辞めた方が良いと思っていて。

私は従兄とは会ったことがなかったけど、とりあえず従兄に謝罪を兼ねてメールで連絡してみると、辞めるのではなくてお休みという形をとったらどうかと提案が。義父からの話で、従兄はかなり怒っていて突き放す感じなのかなと思っていたけど、私の丁寧なメールで考えてくれたのか、意外にも味方なんだということが分かった。いや、家族は皆味方ではあるのだけど、従兄は彼の状況について私と同じような考えを持っているのが分かって。今まで義父母が介入し過ぎて、自分で決める機会を失ってきたのではないか、義父母は良かれと思って彼にアレコレ伝えているけど、むしろそれが彼の成長の機会を奪ってきたのではないかということ。義母は彼が病気と分かってから、過保護ぎみに接してきたと言っていたなぁ。それと、従兄は義父が絡むとすぐに辞める方向に持っていっている気がするらしい。

最初義父に言われた時、辞めなくても…と少し思ったけど、怒りの矛先になってしまう義父のことを思うと、ここは義父に合わせておこうと思って(従兄に連絡する前、従兄も辞めろという意見なのかと思っていた)、辞めようと旦那さんに伝えた。彼は会計のことはすっかり忘れていたようで、でも会計は大丈夫と何度も言っていて、なかなか納得してもらえなかったけど、私からのお願いという形で説得。でも、従兄に話を聞いてから、提案された通り休会が良いと思い直して。辞めてしまうと、そういう外の世界との接点を奪うことになるし、自立の一歩として彼の気持ちを尊重した方が良いのではと従兄。何度か横でオンライン会議しているのを聞いたことがあるけど、皆感じが良い人達だなと思ったのを覚えている。感じが良いというよりも、彼を攻撃しないというか。本業の傍らでのクラブ活動なので、確かに役職があると負担になるけど、他の集まりでのストレスと種類が違う。ガス抜きができる外の世界も必要。ただ、今はまだ不安定な上に本業だけでクタクタなので、無理して参加することはないかなと。

私も彼の意思は尊重したいと思いつつ、家族へのフォローもしないといけないし、義父に合わせたり、従兄の意見にやっぱり賛同したり、自分の軸がブレてくるというか、八方美人というか、自分が自分でなくなるような感覚になって。そんな中で、同行した日の夕方、彼がブツブツ言い出したら義父からヘルプ要請、彼がいない間に義父母から彼に対するちょっとした愚痴を聞かされ、黙って聞いて。また喉元が苦しくなるのが続いた。

義父は休会することに対してあまり納得していないようだったけど、義父の言い分を大部分取り入れているから。これから従兄が色んな面でフォローしてくれるだろうし、私が彼についてまだ知らない所を教えてくれることで、何か今後のためのヒントが得られるかもしれない。